AMG E320T 3,6 の凝縮されたその魅力。

AMG  E320T 3,6 の凝縮されたその魅力。
WDB124092 AMGのコンプリートワゴンの魅力を探ります。

2010年1月10日日曜日

メルセデスベンツとボクとのつながり





[廣川さんの300te+++DSC_0236.jpg]



ボクがメルセデスベンツのEクラスのオーナーになることができたのが、
1998年(平成10年)4月4日乗り始めでした。
今から約12年程前、当時は28歳の時になります。

最初の愛車はWDB124092 初期型の顔をしてエンジンがDOHCになった320TE
(1993年式、199ブルーブラック、走行51185Km)
正規販売店でお馴染みのシュテルン名古屋南、当時加古さんが購入した同じお店です。
ディラー認定中古車にて購入させて頂きました。(3月13日)

ここから、ボクにとって波瀾万丈のカーライフ生活 紆余曲折(笑)した
メルセデスベンツW124ライフが幕を開けることになりました。
しかしながら、欲しかったハズの320TEも手に入れてみると不思議な事に、
所有欲は満たされるのですがトキメキがありませんでした。

この当時から潜在的には次ぎなる目標としてAMGE320T-3,6が
自分の中で欲しくて欲しくて堪らなくなっていったのです。
ボクにとっては高嶺の花でとても簡単には手が出せるクルマではありませんでした。
しかしどうしても諦め切れない気持ちが心の片隅に残っていたのです。
こうして320TEを乗りながらもマメに雑誌掲載の価格を
暇な時に随時チェックして毎日を過ごしていました。

このお目当てのAMGのコンプリートマシンは
元々あまり中古車市場に出回っていませんでした。
販売台数も少なく当時新車で車両販売価格1,280万円で
税金や諸経費込みで総額1,465万円相当でした。
特にディラー車はその玉数も少なく、
さりとて中古並行車は価格的には魅力でしたが、
特に輸入車に詳しい訳でも程度を見抜くような目利きでもなかったので
おいそれと怖くて手が出せませんでした。
今でこそ、思い込みによるインプリンティング「刷り込み」で、
ディラー車=履歴がしっかりしていて素晴らしき優良車、
中古平行車=素性のよくわからない当たり外れの大きな車?
といったイメージが植え付けられていた時代でもあったのです。 
長年の流れで程度はそれぞれでオーナーの接し方1つで
随分と車両のコンディションも違う事が判り
イメージ通り“ではないこと” を経験からある程度は理解できますが、
その当時はディラー車=100%安心材料良質車とストレートに思っていたワケです。
本当は概念だけで全然そんなことはないんですけどね!(笑)

となると必然的に選ぶ時も安心材料の多いディラー車となるワケなんですが、
エンドユーザー市場価格では安いのもでも当時は900万位はしていた記憶があります。
320TEを手に入れW124ライフを送りつつも、心の底では満たされずに何時の日は必ず、
Mercedes-Benz AMG E320T-3,6を手に入れ
絶対にオーナーになってやるぞ~!という熱い気持ちを
常に憧れと同時にしつこくも持ち合わせていました。
なんだかんだで忘れずに憧れや夢を思い続けて行けば、
「人間途中で簡単には諦めずに、
しつこく想い続ければやがて願いは何とか叶うものなんですね」

2003年(平成15年)7月13日
ボクとMercedes-Benz AMG E320T-3,6との
巡り会わせ 「ご縁」 がようやく回ってきました。
今から約7年程前、33歳の時になります。

愛車 Mercedes-Benz AMG E320T-3,6
「1995年、199ブルーブラック、76,900Km」
ゴールドアベニューさん、念願のディラー車を晴れて購入でした。
この時の購入に至るまでの心の葛藤や
動揺にも似たそれなりの思い出があるのですが(笑)
当時、雑誌に今のボクの狙っていた愛車が掲載された時、
平均相場以下に近いAMGディラー車の相場より格安の値段で出ていました。
瞬間的に「あっ欲しい!この価格帯ならオレでもいける!」
と思うと同時に「ディラー車でこの値段って、逆に大丈夫か!?」
とも正直思いました。輸入車を扱う個人的な流通コネクションもボク自身
一切持ち合わせていませんでしたし 単なる一消費者に過ぎませんでしたので、

「購入するにもどえらいリスクがあるなぁ~!」と躊躇したものです。

しかし、逆に考えるとこれは大きなチャンスでもあるなぁ!」
もしかしたら販売店が利益をあまり車両本体へと乗せていないだけかもしれない。
さらにMercedes-Benz AMG E320T-3,6は元々タマ数が少ないから、
ここで買わないと次はいつになるかもわからないぞ!
欲しい欲しいと頭の中で思っているだけではいつまで経っても実現出来ません。
諦めないで想い続けたからこそ、今このチャンスが目の前にきたに違いない。
これはもう迷わずに乗るしかない!よし!行くしかない!
とプラス思考だけで決断し妻に相談してからこの車両の購入を決めました。

その決断後、直後に販売店さんに連絡をすると
常套手段かも知れませんが、「偶然にも明日見に来るお客さんが1人いる」との返答。
ああああああ〜焦ります。折角決めたのにここで諦める訳にもいかないので、
「何とか自分の優先順位を上げることはできませんか?」
とお店さんに打診すると
「ちょっとだけ内金を入れて頂ければOKです」との返答でした。
つかさず約束を取り付けて、電話をした当日に内金として20万円を振り込みました。
皆さん御存知の通り、内金は契約しなければ無駄に流れる捨ての手付けマネーです。
「交通費かけて実際に現車を見て程度悪かったら最悪だよね~。内金流して諦めるか、
程度悪くても思い切って購入するか?まさに伸るか反るか?」の生起の決断です。
当日、三軒茶屋で待ち合わせをして現車確認をしてから早速試乗をさせて頂きました。
トータルで見てもお世辞にも「程度極上」とは言えない何となくの状態でしたが、
自分の想像していたイメージよりも遥かに程度は良く、
費用対効果で見たらまぁまぁ〜GOODかな?
と思えましたので即購入をその場で決めました。

この時、少しでも迷ったり躊躇していれば、
Mercedes-Benz AMG E320T-3,6オーナーにも成れずに、
この「瞬間と永遠」ブログそのものの存在がなかったのだと思います。
またその時に購入していなくても既に約7年の年月が経過していることになります。
この7年間、Mercedes-Benz AMG E320T-3,6が手元にあるのとないのでは
自分にとってもそれはそれは大きな違いでした。
まずは時間の密度が俄然違います。
瞬間、瞬間の想いを本当に大事にして生きて行けたら理想ですね。

Mercedes-Benz AMG E320T-3,6コンプリートを初試乗した時の
試乗フィーリングは何とも言えない大きな感動で今でも鮮明に憶えています。
やはり本当に欲しいモノを手に入れた時の 大きな達成感と“満足感” は違います。

それから「特に不満がないこと」 と 「大変満足している」 こととは
同じようですが根本的に精神面におけるテーマが違って来ます。
「満足する。満足している。」 この感覚は驚く程心を豊かにしてくれます。
この瞬間、この気持ちをボクは大切にしたいと思いました。
ここからも、紆余曲折(笑)した
Mercedes-Benz AMG E320T-3,6プライベートライフが幕を開けることになります。

W124ライフを思い出すと長い年月をかけて
今までに色々なお店さんにて解決しない高い授業料を納めて来ました(笑)
そして最後にたどり着いたのが横浜はAFFさんでした。
“幸運” にも2006年(平成18年)12月28日
横浜のAFF、加古さんとの巡り合わせ 「ご縁」 が
ボクにもようやく回ってきたのです。
そして、その後は本当に楽しいW124ライフを送りながら現在に至っています。
長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。

画像は大分の廣川さんの愛車を拝借させて頂きました。
実はボクの憧れのクルマでもあります。





「瞬間と永遠 感性の赴くままに!」

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心も億万長者 鈴木 賢治 40歳



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